「仕事が忙しくて帰りがバラバラだから」「一緒に寝ると自分の分の布団が取られて寒い!」「彼のイビキがうるさい!」などの理由で、別々に寝ているカップルもいますよね。
ですが、彼氏と一緒に寝ることにはさまざまな嬉しいメリットがあると、アメリカのピッツバーグ大学の研究で判明しました。
幸せで安心感を味わうことができ、かつ健康にも良い効果があるとなると、彼と一緒に寝ない理由がありませんよね。では、実際にどんな素敵な効果があるのか紹介していきます。
一緒に寝ると恋愛ホルモン上昇
彼氏と同じベッドで寝ると、恋愛ホルモンと呼ばれる「オキシトシン」が増えるんです。さらに、ストレスホルモンの「コルチゾール」も低がることが、アメリカの大学の研究で分かりました。
ストレスホルモンが増えると、心臓病やうつ病といった深刻な病を発症させる「サイトカイン」というタンパク質が増えるのですが、恋人と寝ることでそのタンパク質レベルが下がるんだとか。
恋愛ホルモンの「オキシトシン」は良いことづくし
オキシトシンが分泌されると、相手と仲良くなったり、愛するという効果があることが近年注目されていて、オキシトシンは”幸せホルモン”や”恋愛ホルモン”と呼ばれています。
また、オキシトシンは健康にとっても重要な役割を果たしており、様々な研究所で
- オキシトシンが少ない人は、胃の運動性が低く、消化も遅い
- 炎症を軽減する
- 赤ちゃん出産時の子宮の収縮や、母乳の分泌を促す
- 質の高い睡眠を促す
- 他者に寛容になり、思いやりの感情を持つ
などの効果があることが分かっています。
彼氏と一緒に寝るときに気をつけること
ストレスがかかる場合は無理に一緒に寝ない
彼のいびきがひどい、寝相が悪すぎるなどの理由で、一緒に寝ても安眠できない場合は別ベッドにするのが賢明。
リラックスできない状態で一緒に寝ていても、健康面での好影響は見込めません。いびきや寝相は無意識であることが多く、彼に伝えたところで解決することが難しいため、どうしても耐えられない場合は別々に寝てみてくださいね。
彼に対する気遣いで好感度アップ
疲れて帰ってきた彼に、温かいハーブティーを淹れてあげたりアロマを炊いてあげたりと、寝る前にリラックスできる空間を作ってあげてはいかがでしょう。
寝心地もアップして、彼の中で結婚がどんどん現実的になってくるかもしれませんよ。
2人で寝ると疲れてしまう場合は布団を工夫
中には2人で寝ると疲れてしまうという男性も存在するかもしれません。
特に冬は掛け布団の占有率が寝心地に直結してしまうため、ひとつの掛け布団をシェアしているとお互いに眠りにくいという場合も。
そんな方は、掛け布団をそれぞれが1枚ずつ使うのがおすすめ。ヨーロッパでは一般的なこのスタイルは、布団を占領される問題を一気に解決することができるため、より質の良い睡眠につながるはず。
恋人と一緒に寝て、幸せになろう
相性がよい2人であれば、お互いに熟睡できるという研究結果も出ています!
もし「2人で寝るのは無理」という方は、彼氏と上手く行っていないのかもしれません。
一緒に寝るだけで心と身体が健康になるなら、一人寂しく眠るより、彼氏と一緒に寝ない手はないですよね!