農家の離婚率・離婚する理由:家族関係や仕事に不満が溜まりがち?

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農家といえば肉体的な辛さはあっても、自然の中で気持ちよく働ける職業。一見のびのび働けるようですが、想像以上のつらさがあります。

農家の離婚率は高めと言われていますが、過酷な仕事ならではの理由がありました。

農家の離婚率

農家の離婚率は非常に高いです。とあるウェブサイトで 「安給料?残業が多い? 妻が離婚したくなる「夫の業種」アンケート」という記事が掲載されたことがありました(引用元)。

このアンケートの中で「離婚したいと思ったことがある」という項目に回答した業種の1位は農業でした。しかも、農業関係者は100%の回答率であったため、農家の離婚率が高いのは事実。

離婚の理由

農家の離婚率が高い理由は、その仕事のキツさにありました。

仕事への不満

最も大きな理由は、仕事内容が過酷である点です。農家に嫁いだ女性は、嫌でも農業を手伝うことになります。昨今は農業の機械化が進められ、力仕事は減ってきましたがそれでも過酷なもの。

人によっては、朝早くに起きるのが辛い場合も。また、収穫シーズンなどは夜中まで作業が続くことがあり、休みが取れなくなります。

直接的に農業を手伝うことがなくても、家事がキツイことも。農家に嫁いだ女性は、田畑で働いている夫の代わりに家の中のことを全て仕切る必要があります。作業量が多く、なかなか落ち着いた休みは取れません。

家族関係の不満

農家では家族関係が不満の種になることもあります。農家を営む家庭では、父親からゆずられた田畑を管理することが多く、そうした家庭では2世帯で住むことに。

女性が農家に嫁ぐ場合は、夫の両親と一緒に住むことになります。義理の父母と性格が合わないとなかなか家庭に馴染めず、それが離婚の原因に。

その他、田舎ならではの人間関係がストレスの元となる場合があります。よその土地から嫁いできた時にはカルチャーギャップの連続です。

経済的問題

農家は年収が高い場合があるものの、その収入は不安定。米農家の中では年収1000万円という人もいますが、その年の気象や水など様々な条件次第。日照りや多雨などによって不作になれば、収入も危うくなります。

また、農業は投資金額が大きくかかる点も不安の種。収穫までにはトラクターや田植え機、コンバインなどの農業機械を使う必要があり、これらの農業機械は最低でも数十万円します。

肥料、培土、農薬などの農業資材にもお金がかかりますし、種や苗などを用意するお金も必要です。豊作でも凶作でもこれらの初期投資は必要なため、差し引き赤字という年も。

離婚によるデメリット

農家は個人事業主がほとんどであるため、離婚によるデメリットはないと言えます。作物をしっかり作れていれば問題は起きません。

近隣住民の噂になる覚悟は必要。もし問題のある形で離婚をすれば、近隣住民の不評を買いかねません。他の住民の信頼を失えば、いずれ何らかの形で協力してもらえなくなったり、住み続けづらくなるおそれがあります。