性格の不一致が原因で離婚する時の注意点:離婚できない?

記事の著者:Kanako

はたから見ると一見仲が良さそうですが、実は性格が合わなくて離婚したいという夫婦もいるようです。

ただし、単純に性格の不一致だけが原因で離婚はできないことがあります。今回は、その際の注意点について紹介します。

性格の不一致だけで離婚できない

離婚の原因は様々ありますが、性格の不一致というのは実はそれだけでは離婚ができないのです。

なぜこの原因だけだと離婚ができないのかというと、離婚裁判でよく話題に出る慰謝料の請求が難しいことにあります。

夫も妻もそれぞれ育ってきた環境が違い、価値観や性格が異なるのは当然のことです。法律上でも、性格の不一致は二人で話し合い、努力をして乗り越えていくものとしています。

どちらか一方だけが悪いという判断が簡単にはつきかねるため、この理由だけでは離婚はできないのです。

法廷離婚原因とは

離婚裁判に持ち込む時に性格の不一致を離婚原因とするのです。

「できないんじゃないの?」という声が聞こえてきそうですが、重要なのは離婚裁判に持ち込む場合の理由が、性格の不一致が婚姻を継続しがたい重大な事由であること。

性格が合わないという理由でどちらかが精神的に追い詰められている、精神科に通っている、友人などの第三者からみても明らかに問題だと思われる場合、この理由で離婚裁判を求め認められる可能性があります。

協議離婚に持ち込む

しかし、裁判は実は時間と費用がかかります。夫婦単体でできるものでは無く、弁護士費用もかかるし、裁判を終えるまで数か月かかる場合もあるでしょう。

また、肉体的にも精神的にも負担がかかるのが実情です。

だから、協議離婚をオススメしています。調停離婚というのも良いでしょう。つまり、お互い話し合って離婚を進めていく形になります。話し合うので、ちゃんと双方の合意の上で離婚ができるのです。

まずは弁護士に相談

性格の不一致によって、離婚を考えている方は多いでしょう。一度苦痛に思い始めると、それが積み重なるものです。

そういった場合は、まず弁護士に相談してみましょう。弁護士は身近にいる存在です。裁判を起こさなければそれほど費用も高額にはならず、弁護士を立てることでお互い感情的にならなくて済みます。

感情的に物事を話していては、まとまるものもまとまりません。夫婦だけで話し合うのも良いですが、ここは冷静に現状を考え、調整・判断してくれる弁護士に相談してみましょう。

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大きな事が起きない限り離婚を切り出す事は難しい

結婚より離婚のほうが難しく、かなり疲弊する原因として、心が離れていることが大きな原因でしょう。

夫と妻がともに同意を行える離婚を円満離婚といいます。

また性格の不一致以外に、夫に経済力がなかったという理由で強制的に離婚をしようとしても、相手が拒めば法的処置を行うしかなくなってしまいます。

「夫が隠れて浮気をしていた」「家庭内でDVが行われていた」「収入を家に入れない身勝手な行動が目立つ」などそのような分かりやすい理由なら弁護士を通して離婚を推し進められます。

そのため性格の不一致で円満離婚に持っていくには、どのような経緯でそうなったのかはっきりさせておく必要があります。

決定的な証拠さえない場合は、相手が拒む以上離婚は厳しいです。

同棲生活をしないカップルに多い生活の不一致問題

結婚は決して恋人関係の延長線上というわけではありませんが、結婚に至る前に同棲生活をされている人は、結婚後の性格の不一致には悩まない傾向にあります。

同棲している時こそ、嫌なものは嫌とはっきりはっきりさせましょう。例えば「お味噌汁は音を立てずに飲んでほしい」「何もかもがやりっぱなしで後片付けができない」など、互いに言い合ってみるのも大事です。

喧嘩ではなく、話し合うことが将来的に夫婦としてやっていけるかを見定められます。

一緒に生活をする事で、どうしても性格が合わない場合は、この時期に修正すると良いでしょう。同性生活の醍醐味は共に一つの釜の飯を食べ、一緒に眠るごく当たり前のようで非凡な体験です。

これから結婚をしたい人や恋人から発展させたい人はぜひ同棲生活をお勧めします。

性格の不一致に当たったとしても、すぐに離婚と早く答えを出さず互いに歩み寄れるなら、お互いに関係を修復する事を優先的に考えたほうがいいでしょう。