慰謝料はもらえない?!国際離婚を難しくしている7つの理由

記事の著者:Kanako

日本人同士でも離婚に至るまでにはかなりの労力と精神力を使いますが、こと国際結婚の場合にはさらに難しくなります。

外国人のパートナーとの離婚を決意しても、なかなか離婚に至らないのはどうしてでしょうか。

今回は、国際結婚の離婚が難しい理由について7つご紹介します。

離婚の意思を確認しにくいから

言語や宗教、文化などの違いを乗り越えることは、楽しくもあり難しくもあります。

離婚を決意した国際結婚のカップルが最初に感じる壁として、お互いの離婚の意思を確認することが難しいことです。

言語や文化の違いが、離婚の最初の障害となってしまうことが少なくありません。

慰謝料をもらえない可能性があるから

日本に在住していたカップルであれば、離婚時には日本の法律に従って慰謝料が決定されます。

しかし、慰謝料の支払いが決まっても、パートナーが母国に帰るとその請求が困難になるケースがあります。

相手国の司法に訴えることもできますが、必要以上に時間とお金がかかることでしょう。

親権争いが発生するから

未成年の子どもがいる場合、親権を巡って争いが起こることが少なくありません。

子どもになかなか会えなくなることが予想されるため、どちらが親権を持つかは、現実的にナーバスな問題となります。

また、未成年の子どもがいるとビザの取得が容易になるなどの要因も考えられます。

養育費をもらえない可能性があるから

慰謝料と同様、養育費も支払いが決まっていたとしても、相手が母国に帰ると請求が困難になるケースがあります。

親権と合わせて、子どもに関する問題はできるだけ先に解決しておきたいものです。

可能であれば、日本にいる間に先払いしてもらうのもひとつの方法です。

「緑の紙」一枚で離婚できないから

国際結婚した相手と離婚する場合、日本人同士のように離婚届だけで離婚することができません。

通常よりも多くの書類を市町村役場に提出することが求められ、その手続きは面倒になってしまいます。

書類の不備などにも対応できるように、パートナーと一緒に手続きに行きましょう。

パートナーの国でも離婚手続きが必要になるから

パートナーの国でも結婚しているのであれば、そちらでも離婚の手続きをする必要があります。

ただし、パートナーの国によっては、日本国内の大使館に出向くことで離婚手続きができる場合もあります。

なかには、パートナーの宗教上の理由で離婚そのものが認められないケースもあります。

ビザの問題が発生するから

結婚によりビザを取得している場合、離婚後にビザを更新できなくなる問題が起こります。

ビザを失いたくないために、離婚が決まってからパートナーがいなくなるトラブルも現実に起こることがあります。

また、親権の取得によりビザを得ることができるため、親権問題とセットで考えましょう。

離婚が決まったら、入念な準備を

いかがでしたでしょうか。

国際結婚の離婚が難しい理由は、面倒な手続きもそうですが、相手が外国人であるがゆえにビザなどのナーバスな問題がつきまとうからです。

とくに、未成年の子どもがいる場合は、慰謝料や養育費などが思うように得られないことがあり、事前の生活設計が大切です。

また、ビザの問題は必ずといっていいほど起こりますから、親権も含めてパートナーの意思を確認しておきましょう。