相手の理由を聞きだそう?相手が離婚してくれない時の5ステップ

記事の著者:Kanako

協議離婚や調停離婚では、夫婦双方が離婚に合意しないと離婚はできません。

そして、穏便に新しい人生のスタートを切るために、相手に「仕方がない。離婚に応じるか。」と思ってもらわなければなりません。

それでは、どうすれば離婚に応じない相手を、離婚に応じさせ、新しい人生のスタートを切ることができるのでしょうか。

あなたの意志の固さを伝える

相手が、「やり直せるはず」「やり直せるかもしれない」と誤解しているときには、離婚に対する意志の固さがきちんと伝わるようにしなければなりません。

相手が「離婚したい理由がわからない」と言っているのでは、やり直せるのかどうかの判断材料すら与えていないという状況です。

離婚したい理由を理解してもらわなければ、意志の固さも理解してもらえません。

しっかりと説明をし、相手が「そんな気持ちでいたとは知らなかった。」と考えるようになって初めて、離婚についての本格的な話ができるようになります。

理由を知る

離婚を拒否されたときにはまず、相手が離婚を拒否している理由を知らなければ、対策も立てられません。

まずは、相手の性格、離婚調停前のやりとりや情報、調停委員から知らされた言い分を基にして、離婚を拒否している本当の理由を把握する必要があります。

理由がわからないのでとりあえず離婚拒否、子供のこと、世間体など理由は様々です。

離婚を拒否する相手の性格も様々ですので、対策は異なってきます。

離婚したくない理由を聞き出し、その理由を解消する

例えば、相手の理由が「世間体が気になる」とすると、離婚したことを職場や親族に知られるのが恥ずかしいと思っているのです。

そこで、この理由は離婚したくない理由として通用しないことを納得させる必要があります。

「客観的に夫婦関係は破綻して見えるのは明らかなのに、世間体を保つ為に婚姻関係を続ける方が、周りにもっと恥ずかしいと思われるのでは?」等と納得させます。

離婚したくない理由を一つ一つ解消していくことです。

すべての理由が解消できれば、離婚に同意してもらえる可能性は高いでしょう。

別居する

あなたが今相手と同居しているのであれば、裁判でも離婚をすることは基本的には難しいでしょう。

離婚事由は、不貞行為や、悪意の遺棄、3年以上の生死不明、強度の精神病などの事情を、あなたが裁判所に対して証明する必要が有ります。

これらの事情がない場合には、「婚姻を継続し難い重大な事由」があるかどうかで判断されます。

しかし、この「婚姻を継続し難い重大な事由」は、長期の別居期間(おおむね5年以上)があるか否かが重要な基準になりますので、別居していなければなりません。

時間を空ける

相手方が「話し合いができていない」と感じている場合があります。

あなたが家を出て行って、すぐに離婚調停の申立を起こしたとします。

相手は呼び出されたのでとりあえず離婚調停に出てきたという場合、感情を整理できるような時間的余裕もありません。

時間の経過によって、「もう戻ってこないんだ」ということを徐々に理解し、次第に感情が整理できるものです。

特に別居後間もない離婚調停申立の場合には、相手が頑なであっても、離婚調停を早々に終了させないほうがよいでしょう。

離婚裁判(離婚訴訟)に踏み切るより、時間をかけて離婚調停を続けるのが適切な場合が多いと思われます。