裁判できないの?!国際離婚が難しい理由7つ

記事の著者:Kanako

結婚する時も離婚する時も提出する紙は一枚なのですが、特に大変だと言われているのが離婚です。

離婚を経験した人は、口を揃えてあの煩わしい思いを二度としたくないと口にします。しかし、それに輪をかけて難しいのが、国際離婚なのです。

今回は、なかなか耳にする機会のない国際離婚の難しさを紹介していきます。

書類が多い

日本は提出する書類は一枚で良いのですが、国際離婚になると、実は何枚もの書類が必要で、手続きも煩雑になります。

最低でも二人で4枚以上の書類を集めたり書いたりしなければなりません。しかも日本の離婚届のような単純な書類ではないので、書き損じも多いようです。

両方の国で手続きが必要になるから

離婚届や書類を日本に提出して終わりではありません。夫側の国へと赴いた上での書類手続きが待っています。

わざわざ相手の母国に行かなければならないなんて、離婚する程仲が拗れているのに何の拷問だよ!と思ってしまいそうです…。

子どもの取り合いになるから

親権も勿論取り合いになります。更に、ビザはほぼ親権とセットと思って良い程、子どもの親権次第でビザの取得の難易度が変わります。

ですから夫側も全力で親権を狙いに来ます。

しかも、離婚したらビザが更新して貰えなくなるので、離婚を阻止する為に姿を消す夫も存在します。気を付けておきましょう!

話し合いで揉めてしまうから

お互いの国の言葉を、幾らプロの通訳に頼もうとも微妙なニュアンスまでは伝わりませんから、大体の場合話し合いの時点でかなり揉めます。

なので通訳にどこを強調したいのか、どんなニュアンスで伝えて欲しいのかなど、細かな指示を添えると揉める事も少なくなるでしょう。

裁判が開けない可能性があるから

日本であれば家庭裁判所に申し立てをすれば、離婚をする為に裁判を起こして別れる事が可能です。

しかし、国際離婚の場合、日本の法律を適応して良いと判断された場合以外は裁判を開く事が出来ないのです。

なので、相手がぐずっていても、日本の法律に適応されない限りは、相手の逃げ惑うのを根気強く捕まえて話し合いをしなければなりません。

宗教上の理由

日本は離婚が認められる国ですが、フィリピンは宗教上の理由で未だに離婚はタブー視されている為、絶対に離婚が認められません。

ですから、宗教上の理由で離婚出来ないとなると、国際離婚に強い弁護士に相談し、プロに委ねてかなり複雑な手続きを踏むしかありません。

結婚する前に、必ず相手の国の離婚事情はどうなっているのか、しっかりと把握しておきましょう。

慰謝料が貰えない可能性があるから

国際離婚で子連れの女性が悩む所がここです、慰謝料が貰えない可能性があるのです。

日本の法律を適応できて慰謝料を計算しても、夫側が本国に戻ってしまえば請求する事は難しくなってしまいます。

ですから相手が逃げないようにしっかりと目を光らせておきましょう。