まずは弁護士!夫が痴漢で逮捕されてしまった時、妻として出来ること

記事の著者:Kanako

「それでも僕はやってない」、加瀬亮さん主演の痴漢冤罪映画は社会に大きな衝撃を与えました。皆さんも「痴漢冤罪」というフレーズを一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。

女性の社会進出も進み、通勤ラッシュの狭い満員電車に男女が押し込められると発生する「痴漢」。もちろんやっていれば御用ですが、実際にやっていないのに「痴漢容疑がかけられてしまった」被害者が多く発生しているのが現状です。

結婚されている女性も、他人事ではいられません。何事もなかったように朝出社した夫が「痴漢冤罪」で刑務所に拘留されてしまった時、いかにして解決に導けばよいのでしょうか。ポイントは弁護士の存在です。早速見ていきましょう。

まず弁護士に相談すること!

痴漢冤罪で逮捕されると、初日に詳しい事情聴取が行われ「調書」が作られます。家族へは、逮捕された日に連絡がなされて初めてショッキングな事実を知ることになります。

家族であっても、逮捕されて48時間が経過するまでは面会が許可されません。この時に面会できるのは、弁護士だけです。

痴漢も刑事事件に含まれますが、「解決にはスピードが命」です。夫の精神的な支えになるという面からも、まずは弁護士に相談することから始めましょう。

拘留請求を阻止すること!

もしも夫が本当に痴漢をしていたら、逮捕2日目で大体は釈放されます。しかし、痴漢冤罪の場合はすんなり釈放とはいきません。検察官が裁判所に対して、拘置所に拘留を延長する拘留請求を行うからです。

ここで拘留請求が認められれば、夫は帰宅を許されずに厳しい取り調べを受け続けることになります。ですが、この地点で弁護士に相談していれば、検察官に「拘留請求」をしないように説得してくれます。

もし弁護士を選任できず「拘留請求」が決まってしまったら?

「痴漢冤罪なんだから、いずれ釈放されるだろう」などどいう甘い考えは捨ててください。精神的に追い詰められた状況で無罪を唱え続けることは容易ではなく、犯人に仕立て上げられる可能性もあります。

拘留請求が決まれば、検察官が拘留請求申請をした日から起算して10日間も拘留されます。それでも冤罪を主張し続けていると、待っているのは最大10日間の拘留延長。そして夫は検察官から起訴され、裁判で判決を待つことになります。

早く釈放へ導く「不服申立」

拘留請求が認められた後でも、弁護士を選任して拘留に対して不服申立を行うのも手です。裁判所が認めれば、夫は釈放されます。

このように、弁護士がついているか否かで経過も結果も大きく変わっていきます。何十日と拘留されていては当然出社も出来ませんし、ご近所に噂が流れて肩身の狭い生活が待ち受けているでしょう。

早くから弁護士を選任するか否かが、今後の人生を大きく左右する鍵となります。とにかくまず弁護士、と覚えておけば、いざと言うときも素早く行動を起こせるでしょう。