離婚の話し合いでトラブルを避けるコツ8選:高めの慰謝料が取れるかも?

記事の著者:Kanako

離婚には、協議離婚、調停離婚、裁判離婚の三種類に分けられます。

ほとんどの場合が協議離婚で、協議離婚とは夫婦の話し合いで成立する離婚方法で、裁判所などを利用しない方法です。

一番手間がかからず、大ごとにもならない協議離婚ですが、実は一番トラブルになりやすいといわれています。

今回はそんな離婚の話し合いでトラブルを避けるコツを紹介します。

離婚のトラブルを避ける方法

いったいどうすれば離婚のトラブルを回避できるのでしょうか。

離婚は特にマイナスなイメージがあり、些細なことでお互い揉めてしまうものです。

そうならないためにも、前もってトラブルを回避できるよう対策しておきましょう。

話し合う場所

離婚の話し合いをする時は、お互いがイライラしないような心地の良い場所を選ぶようにしましょう。騒がしい環境では、落ち着いて話し合うことができません。

大切な話し合いになるので、静かで、かつ落ち着いて話し合える環境を用意する必要があるでしょう。

その時には第三者やどちらかの身内を交えたりせず、二人だけで話し合うようするのが大切です。どちらかに不利な状況下で話し合うのは避けましょう。

不公平ではない条件交渉を

離婚の話し合いで一番トラブルの原因になるのは、お金の問題。

離婚後の金銭的な不安がある場合は、それなりの慰謝料や養育費が欲しいものです。そんな時は、お互いが平等になるように条件交渉しましょう。

例えば、貯金は平等に半分にする代わりに養育費は毎月いくら欲しいと交渉するなど、できるだけ「一方的な要求だ」と思わせないように交渉するようにしましょう。

慰謝料を請求する場合も同じです。慰謝料が何円かは双方の意見を尊重した上で決定するべきです。

はじめに高めの慰謝料や養育費を言う

慰謝料や養育費の交渉は、はじめに理想より高い値段を要求し、徐々にハードルを下げていき、最終的に自分の理想とする額にもっていくのがコツです。

買い物の半額や割引がお得に感じるように、値下げ額が高いほどお得感があり、交渉に応じやすくなっていきます。

終わったことを言わないで褒める

離婚に至るには、さまざまな理由があったことでしょう。相手に対する不満もたくさんあるものです。

イライラする気持ちはわかりますが、ここではあえてそのことは口にしないように。むしろ配偶者のこれまでの力添えについて、褒めることを心がけましょう。

「これからも、こどもにとっていい父親でいてください」などと相手を立てることで、スムーズに話し合いが進みますし、今後のためにも有利です。

調停離婚を申し立てる

何をしても離婚の話し合いにならない場合、調停の申し立てをしましょう。これがいちばんのトラブル防止策です。

家庭裁判所で行う調停離婚は、双方の言い分を調停委員に話しつつ進めていきます。

お互い冷静に、より良い話し合いができるので、言い合いの喧嘩になることもあまりありません。弁護士も必要ないので、そこまで費用もかからないでしょう。

決めたことは必ず書面に残してお

離婚の話し合いを進める際は、必ず夫婦間で決めたことを書面に残しておきましょう。

2人で口頭で話し合って離婚条件を決めただけでは、決定事項の証拠が残りません。その場合、後になって相手が自分にとって都合の良いように離婚条件の解釈を変えてくる可能性があります。

お互いに信用し合えるのがベストであるとはいえ、離婚は金銭が絡んでくる非常にディープな問題。

夫婦2人が物理的に別れるだけではありません。金銭に関わる重要な問題だからこそ、2人で話し合った条件をその場で書面に残しましょう。

その際、忘れずに夫婦2人の直筆の署名、または印鑑を押しておきましょう。でないと、2人で合意したという証拠が残りません。

話し合いは第三者を介して行う

離婚をする際、夫婦2人だけで話し合っていてはお互いにイライラしてしまい、トラブルへ発展しかねません。

上で解説したように話し合いで決めたことを書面に残しておくことは後々のトラブルを避けるためには有効な手段ですが、さらにスムーズに離婚協議を進めるためには第三者を介して話し合いを行うことも重要です。

その際、夫婦2人のことをよく知り、2人に対して公平に接することのできる友人や身内の方に仲介してもらうのがオススメ。

夫婦のどちらか片方の味方をしてしまうような友人に仲介をしてもらっては、さらなるトラブルに繋がってしまい本末転倒です。あくまで仲介、および決定事項の証人役として公平な立ち回りのできる方に依頼をしましょう。

夫婦間の話し合いは上手くいかないのが普通という認識を持つ

いくつかのコツを解説しましたが、夫婦間の離婚の話し合いは上手くいかないのが普通です。

極論ですが、トラブルなく話し合いがスムーズに進むような間柄であるとすれば、そもそも離婚することにはならないとも言えます。

絶対に話し合いで離婚協議を進めたい、と意気込みすぎると、逆に相手との意思疎通の難しさにイライラしてしまい、トラブルが起こりやすくなってしまいます。

逆説的ですが、離婚の話し合いをスムーズに進めたいのであれば、そもそも夫婦間での離婚の話し合いにトラブルはあって当たり前である、と認識しておくことが重要です。

参考:離婚できない?性格の不一致が原因で離婚する時の注意点