ゲイの割合:100人に2人の割合?

記事の著者:Kanako

電通総研が2015年に行った調査によると、日本国内には「LGBT」と呼ばれる人たちが7.6%いることが分かりました。

7.6%という割合は、1クラス40人いる教室の中に3人はLGBTがいるということです。

LGBTとはレズビアン・ゲイ・バイセクシャル・トランスジェンダーの人達のことを指す言葉で、割合から考えるとゲイやバイの人たちが珍しい存在でも無いことが分かります。

今回はゲイの割合やLGBTの人たちの考え方について紹介します。

LGBTとは

「LGBT」は、レズビアン・ゲイ・バイセクシャル・トランスジェンダーの頭文字からきています。

レズビアンとゲイは同性愛者、バイセクシュアルは両性愛者のことを指しており、トランスジェンダーは、心と身体の性が一致しない人のことです。

「LGBT」という単語は欧米を中心に広まりつつありますが、それと同時に「LGBT」に属さない性的少数者(アセクシャル=無性愛者など)が排除されてしまうのではという懸念も叫ばれています。

日本でのゲイの割合

電通総研が2015年に行った調査の内訳によると、ゲイの割合は0.9%であることが分かりました。

バイセクシャルが1.2%ですから、両方合わせると2%という割合になります。

会社や学校など、人が100人いた場合2人がゲイ、もしくはバイということになりますから、割合から考えるとゲイやバイの人が身近に居てもおかしくないことが分かるでしょう。

世界でのゲイの割合

世界規模での同性愛者の割合は不明ですが、主要な欧米各国の調査結果を紹介します。

・アメリカ合衆国:1%前後
・オーストラリア:1%~2%
・カナダ:1%~2%
・デンマーク:2.7%が同性との性行経験あり
・フランス:4.1%が同性との性行経験あり
・ノルウェイ:3.5%が同性との性行経験あり
・イギリス:6.1%が同性との性行経験あり

LGBTについて知っておきたい知識

次に、LGBTの人たちと接する時などのためにLGBTについて知っておきたい知識を紹介します。

ゲイ・レズは異性になりたいわけではない

メディアに登場するゲイの人たちに女性的な人が多いためか、「ゲイの人は女性になりたいに違いない」「レズの人は男性になりたいのでは?」と勘違いしている人が多いです。

しかし、彼らは女性として女性を愛し、男性として男性を愛しており、自分は男性(もしくは女性)だということを認識した上で、同性を愛しているので、メディアに露出する機会が少ないだけで男らしいゲイや女らしいレズもたくさんいます。

 ゲイ・レズは「同性なら誰でもOK」というわけではない

メディアの影響かもしれませんが、ゲイやレズの人は無差別に同性を性的対象として見ているわけではありません。

彼らは恋愛の対象が同性であるというだけで、異性愛者と同じように特定の誰かだけを愛します。

トランスジェンダーとゲイ・レズは関係が無い

身体と心の性が異なるトランスジェンダー。

この性別の食い違いから誤解してしまう人が多いのですが、トランスジェンダーとゲイ・レズには直接的な関係はありません。

トランスジェンダーの中にも、異性愛者や同性愛者、両性愛者が存在します。

つまり、身体は女性・心は男性の人が、男性を好きになる可能性もあるということです。

LGBTは精神障害ではない

自分の子供がLGBTだということが分かった時、「自分の育て方が悪かったんだ」「何か大きな悩みがあって、一時的に精神がおかしくなっているんだ」と考える親もいますが、LGBTは精神障害などではありません。

治療すれば治るものではなく、アメリカの精神医学会でも、「同性愛の人の性的嗜好を変えようと試みるのは、偏見に基づいた行動だ」としています。

ゲイの割合まとめ

ここまで、ゲイの割合やLGBTの人の考え方について紹介してきました。

一見自分と関係が無いと思う人もいるかもしれませんが、アメリカの性科学者キンゼイは、「人は誰しもが両性愛的要素を持っている」と唱えています。

つまり、世界中の全員がLGBTになる要素を持っているということ。LGBTは決して特別なことではありません。